東愛知新聞より引用
 

宇都宮工業が豊橋で55周年式典

2023/11/12(日)00:01掲載
カテゴリー:社会・経済                                                                                             

  
 健康、福祉増進へ豊川市に500万円贈る
 
 住宅製品や自動車部品製造「宇都宮工業」は10日夜、豊橋市の「ホテルアソシア豊橋」で「設立55周年を祝う会」を開いた。健康、福祉増進を願い豊川市へ500万円を寄付した。
 寄付贈呈式では、土井昌司社長から竹本幸夫市長へ「市内の人口増に役立ててください」と目録が手渡された。竹本市長は土井社長へ感謝状を贈った。同社は5年ごとに市への寄付を続けている。
 土井社長は「多くの得意先や金融機関、協力会社や従業員らの支えでここまできた」と関係者に感謝した。次の60周年に向けて「ものづくり企業としてスピード対応をさらに追究し、個々が挑戦を続けてさらなる成長を目指す」と誓った。
 竹本市長は「最近は元気な豊川と評価が高まっている。まちの活力に地元企業の活躍は欠かせない。地元企業として率先して支援も続けてくれている」と感謝した。
 この日は今枝宗一郎衆院議員や豊川商工会議所の小野喜明会頭らを来賓に迎え、取引先、従業員や元社員、グループ会社「ユーティーケー工業」(秋田市)などから約200人が出席した。
 宇都宮工業は工業化住宅用金物部品や自動車部品内外装品などを製造する。大木町の本社工場をはじめ新城工場、グループ企業などの生産拠点を持つ。旋回ドアのシール装置(特許)、大和ハウス工業などと開発した業界初の猫専用自動水洗トイレ「ネコレット」などで知られる。
 
 

       豊川市へ寄付を贈る土井社長㊨=ホテルアソシア豊橋で